
日本が海外に誇れる文化の1つ、アニメ。その制作環境の問題解決に取り組み、アニメをもっと振興すべく、文化庁が若手アニメーターを支援するプロジェクトを2011年度にスタートしました。今年度もその第2弾「アニメミライ」が劇場公開されましたが、いったいこの事業はどんな目的で行われているのか、どういったことが行われているのか、実際にプロダクトマネージャーとして動いている桶田大介さんが、「マチ★アソビ vol.8」でトークショーを行いました。
アニメミライ[ animemirai ]
イベント開始と同時に「よっぴー!」の歓声が上がり、司会進行を務めるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが登場。
吉田尚記(以下、吉田):
朝10時からこれだけの人が集まるなんてすごいなぁ……どうも、突然お邪魔します。ここから司会進行をさせていただく、ニッポン放送アナウンサーで1人のアニメファン、吉田尚記です。マチ★アソビには前回、ニュータイプアワードの司会として呼んでいただいて、このあたりをうろうろしたりしていたんですが、世の中のアニメイベントって殺伐としてるじゃないですか(笑) 戦いなのはわかるけれど、そんなに戦わなくてもっていうぐらい。でもこのマチ★アソビの平和な雰囲気、ホントにいいですよね。
声優さんなどがゲストで来るわけではないステージで、熱い陽射しの中多くの人が来場しました。
僕は今回もどうにかここに来られないかということでこの「アニメミライ」の司会をさせていただくことになりました。ニッポン放送は関東のラジオ局なので知らない方もいるかもしれませんが、電波を私物化しているアナウンサーです。ちなみに、僕のことをご存じない方はどれぐらいいらっしゃいますか?あ、結構いらっしゃるんですね。それなのに集まっていただいて、本当にありがとう!コミケにここ6年ぐらい個人サークルで参加していて、高校生のころ、コミケがまだ晴海でやっていたころから参加しているような人間です。
今日何をするかというと「アニメミライ」についてお話をしていくわけですが、正直、アニメミライって何なのかわかっていないという方は……(会場半分挙手)半分ぐらいかな。すでにDVDを買 って頂いた方もいらっしゃるようですが、実はアニメミライって文化庁がアニメを作っているというものなんです。それでは、一緒に話をする方をお呼びしたいと思います。まずはアニメミライのプロダクトマネージャーを務めている弁護士の桶田大介さん。
桶田大介(以下、桶田):
おはようございます、今ご紹介頂きました、アニメミライというプロジェクトのプロダクトマネージャーを務めさせて頂いています桶田と申します。今日はわかりやすくお話をさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
吉田:
アニメイベントで弁護士がしゃべるって、あんまりないよね。
桶田:
しかも同級生でね。
吉田:
実は僕の高校の同級生なんです、去年の秋に1 8年ぶりぐらいに会ったんですよ。かつてはお互いに天地無用!魎皇鬼とかを見ていて。
桶田:
ビデオを貸し借りしたりして。
吉田:
そういう仲だったんですが、再会してアニメ関係の人の話をすると「俺もその人知ってる」ばっかりで、ちょっと待てよ何者だ?と思ったら、この人、アニメミライの面倒を見ていたわけです。それはすごいということで、僕がアニメミライの広報みたいなことをちょこちょこやらせてもらっています。
続いて、アニメミライはアニメ作品を作るプロジェクトなので、作ったら見てもらわなければいけない。そこを担当しているのがアニマックスの佐藤さんです。
アニマックス 佐藤功(以下、佐藤):
こんにちは、アニマックスの佐藤です。ケーブルテレビ徳島で放送していますので地元の方、よろしくお願いします。
吉田アナ、佐藤さん、桶田さん。
吉田:
僕と契約して会員になってよ、ということですね。
佐藤:
「魔法少女まどか☆マギカ」も絶賛放送中です。
吉田:
よろしくお願いします。
ここまでがアニメミライに関係する人たちなんですが、ここからは今の段階では関係がないんですが聞き手として参加して頂く、でもあの作品のプロデューサーだったりもします。アニプレックスの岩上さんです。
アニプレックス 岩上敦宏(以下、岩上):
こんにちは、アニプレックスの岩上です。吉田さんもさっき言っていましたが、アニメミライのことはよく知らないままに、桶田さんと知り合って「今日、出てよ」と言われて出ています。バラエティ番組のひな壇のような感じだと思います。
吉田:
なるほど、僕の頭の中ではキュゥべえなんだなと変換されましたが、そういうことですね。あれ……順番からすると俺がマミさんぐらい?イベント終わった後にマミられちゃったら大変だな……。
ということで、まずはアニメミライってなんなのよ?というところから、プロダクトマネージャーの桶田さんにお話しして頂きたいと思います。
桶田:
アニメミライには大きく目的が2つあります。1つはアニメーターを中心とし た制作の若手を育てたいということ。もう1つは制作会社の振興です。オリジナルアニメーションが最近は人気を集めていますが、やはり企画が通りづらいということで、オリジナル企画を作る機会を確保して、作品の権利も昔みたいに制作会社が全てを持つとどうかなということで、業界振興のためにやっています。
吉田:
業界のことなので岩上さんにお聞きしたいんですが、アニメの仕事って大変ですよね。
岩上:
そうですね。
吉田:
特に儲けのためだけにやっている人は少ないと思いますが、アニメを使って儲けるというのは大変ですか?
岩上:
当たり前のことですが、深夜アニメは今沢山ありますけれど、放送の時点では収入にならないわけです。ビデオパッケージを発 売してその結果がどうかという世界なので。僕らも、アニメーターの若い人たちがこれから仕事をしていくという点で課題があると思っていたので、考えてもらえることは嬉しいですね。
吉田:
あえてズバッと聞いてしまうんですが、アニメって何%ぐらい儲かっているんですか?さすがに深夜ではないところで放送しているサザエさんとかは大丈夫だと思うんですが。
(会場笑)
岩上:
だいたい皆さん察しがついていると思うんですが、半分はないです。
吉田:
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